コーポレートサイトは、会社案内を置くだけのページではありません。取引候補、顧客、求職者、金融機関、協力会社が、会社の実在性、事業内容、相談できる範囲、連絡方法を確認するための公式な情報基盤です。TRAILは、新規制作、部分改善、全面リニューアル、公開後の月次改善を、必要な範囲から設計します。

コーポレートサイト制作が向く課題

会社の目的によって、必要なページと公開順は変わります。すべてを一度に作る前提ではなく、優先する相手と行動を決めます。

  • 新規取引:何を、誰に、どこまで提供できる会社かを伝え、相談や見積りへつなげたい。
  • 営業支援:担当者の説明だけに頼らず、サービス、対応範囲、事例、よくある質問を共有したい。
  • 採用:仕事内容、働く場所、選考、雇用条件の確認先を分け、応募前の認識違いを減らしたい。
  • 信用確認:会社概要、所在地、代表・責任者、沿革、許認可、連絡先を事実に基づいて整理したい。
  • 更新・移行:古いデザイン、スマートフォン表示、更新停止、権限不明、URL変更の問題を解消したい。
  • 検索・AI回答:会社名だけでなく、事業や顧客の課題に関する検索でも公式情報を見つけやすくしたい。

新規・部分改善・全面リニューアルの選び方

新規制作

法人設立、新事業、独立したブランドなど、公式サイトがない場合に向きます。会社情報、主要サービス、問い合わせ、プライバシー関連ページを先に公開し、事例や採用を追加する進め方も可能です。

部分改善

ドメインやCMSを維持したまま、会社概要、サービス、料金説明、事例、FAQ、フォームなど、判断に影響するページから直します。現行URLに評価や被リンクがある場合は、不要な変更を避けます。

全面リニューアル

事業構成、ブランド、CMS、デザイン、URL、サーバーを見直す場合に向きます。旧新URL対応表、301リダイレクト、canonical、サイトマップ、計測、フォーム実受信、公開後監視まで移行計画に含めます。

月次改善

公開後に検索表示、閲覧、CTA、送信、実受信、商談化を確認し、既存ページの改稿、FAQ追加、事例整備、技術修正を優先度順に進めます。

基本ページと役割

  • 会社概要:正式名称、所在地、代表者、設立、連絡先、事業、許認可など、会社が確認した事実を掲載します。
  • 事業・サービス:対象、課題、提供範囲、成果物、対象外、進め方、費用の考え方を分けます。
  • 選ばれる理由:抽象的な強みではなく、体制、工程、設備、資格、対応条件など確認できる根拠と結び付けます。
  • 事例・実績:掲載許可、担当範囲、期間、前提、成果物、数値の取得元を確認し、事実以上に見せません。
  • 採用:募集職種、仕事内容、勤務地、雇用形態、選考、応募方法、求人情報の更新責任を明確にします。
  • お知らせ:更新の目的と担当者を決めます。運用できないカテゴリーや日付だけの投稿欄は増やしません。
  • FAQ:料金、納期、対応範囲、準備物、契約、保守など、問い合わせ前の判断に必要な質問を扱います。
  • 問い合わせ:相談種別、必要項目、添付、受付後の連絡、個人情報、代替連絡先を設計します。
  • 方針・規約:プライバシーポリシー、必要に応じた利用条件、情報セキュリティやアクセシビリティの方針を用意します。

会社情報と信頼性は事実から組み立てる

会社名、所在地、電話番号、代表者、許認可、資格、受賞、取引先、導入社数、売上、順位などは、提供資料と公開可否を確認して掲載します。登記、許認可機関、資格団体、契約書、計測データなど、確認元と更新日を社内で管理すると、将来の修正判断がしやすくなります。

事例や顧客の声は、掲載許可と匿名化範囲を確認します。TRAILが実績、資格、顧客名、数値、推薦文を作ることはありません。数値を掲載する場合は、期間、対象、分母、取得元、他施策の影響を説明できる状態にします。

事例ページ制作の考え方を見る

問い合わせ導線は送信後まで設計する

ボタンを増やすだけでは、問い合わせの完了は確認できません。検索結果、着地ページ、サービス理解、CTA、入力、送信、保存、メール配送、担当通知、返信までを一つの導線として扱います。

  • 相談、見積り、資料請求、採用、協業、既存顧客など、目的を分ける。
  • 入力前に対象、対象外、必要情報、添付方法、返信目安を示す。
  • 機密資料や個人情報は、最初から過剰に集めず、必要な段階で安全な方法を案内する。
  • 完了画面だけでなく、管理側の保存、通知、実受信、担当振り分けまで試験する。
  • 迷惑営業や対象外相談への社内対応も決める。

フォーム不具合の確認項目を見る

SEO・GEOで整える範囲

検索エンジンとAIが参照しやすい状態は、特別なファイルだけで作るものではありません。クロール可能な公開ページ、明確な見出し、確認できる会社・サービス情報、内部リンク、画像代替テキスト、適切なtitle・description・canonical、サイトマップ、構造化データ、更新管理を積み重ねます。

  • SEO:顧客の課題とサービスの対応関係をページ単位で整理し、Search Consoleで表示、クリック、検索語、インデックスを確認します。
  • GEO:結論、条件、例外、根拠、更新日、会社の責任範囲を本文で明確にし、一次情報と公式資料へつなぎます。
  • 構造化データ:公開本文と一致するOrganization、Service、FAQPageなどを必要な範囲で用います。表示や引用を保証するものではありません。
  • 地域情報:実在する所在地、店舗、営業所、訪問・施工・配送・採用勤務地など、事業との関係を確認できる場合だけ掲載します。

Googleは、AI機能への掲載についても従来のSEO基本事項が有効で、特別なAI用テキストファイルや専用マークアップは不要と案内しています。検索順位、AI回答での引用、アクセス、問い合わせ件数は保証しません。

制作費・運用費の見方

費用は、ページ数だけでなく、企画、原稿、撮影、デザイン、機能、CMS、データ移行、外部連携、権限状況、専門確認、公開後支援で変わります。TRAILでは内容を確認して個別に見積ります。

  • 企画・調査:目的、対象、競合、現行サイト、アクセス、問い合わせ、必要資料の確認。
  • 情報設計:サイト構成、ページ役割、導線、URL、見出し、内部リンク。
  • 制作:原稿整理、デザイン、実装、画像、フォーム、CMS設定。
  • 移行:旧ページ・画像・投稿・ユーザー・計測の移行、リダイレクト、サーバーやDNS作業。
  • 外部費用:ドメイン、サーバー、有料テーマ・プラグイン、写真、フォント、予約・CRM等の利用料。
  • 公開後:保守、バックアップ、更新、技術対応、SEO・GEO改善、レポート。
  • 追加作業:当初範囲外のページ、機能、素材作成、専門家確認、緊急対応。

見積比較では、総額だけでなく、含まれる成果物、修正回数、素材の担当、検収条件、公開後期間、外部費用、解約・移管、追加料金の条件を同じ表で確認します。

原稿・写真・確認の責任分担

  • 依頼会社:会社情報、事業、料金、資格、許認可、実績、採用条件、写真権利、公開可否の最終確認。
  • TRAIL:構成、文章整理、デザイン、実装、技術設定、公開作業、合意した監査と改善。
  • 専門家・外部事業者:法務、税務、医療、労務、広告、撮影、翻訳、外部システムなど、契約した範囲の確認・提供。

TRAILは、受領した情報を読み手が判断しやすい形へ整理しますが、法的・専門的な判断を代行しません。専門確認が必要な箇所は、公開責任者と確認方法を決めます。

アカウント・データ・所有権を公開前に確認

ドメイン、サーバー、DNS、WordPress管理者、解析、Search Console、フォーム、メール、外部サービスの契約主体と管理者を一覧にします。依頼会社が継続利用できる権限、バックアップ、納品物、ライセンス、第三者素材の条件、解約時の移管方法を見積り・契約段階で確認します。

既存サイトでは、権限や契約者が不明なまま公開日を決めません。移管可否を先に調査し、必要なら現行事業者との引継ぎ項目を作成します。

個人情報・セキュリティ・アクセシビリティ

  • フォームでは利用目的に必要な項目だけを取得し、保存先、閲覧権限、保持、削除、委託先を確認する。
  • 管理者を必要人数に限定し、強固な認証、更新、バックアップ、復旧、ログ確認を運用に含める。
  • 画像、PDF、動画、表、フォームを、スマートフォンやキーボード操作でも利用しやすくする。
  • 色だけに依存せず、代替テキスト、見出し順、ラベル、エラー表示、文字拡大を確認する。

必要な基準や社内規程がある場合は、対象範囲と適合確認方法を個別に定めます。

制作から公開後までの8工程

  1. 目的確認:対象者、優先行動、事業課題、期限、予算、社内責任者を確認。
  2. 現状調査:現行ページ、検索、問い合わせ、CMS、権限、契約、データ、更新体制を確認。
  3. 範囲決定:新規・部分改善・全面移行、ページ、機能、素材、外部連携、公開順を決定。
  4. 設計:サイト構成、URL、導線、原稿項目、検索テーマ、計測、移行表を作成。
  5. 制作:原稿整理、デザイン、実装、CMS、フォーム、構造化データを作成。
  6. 確認:事実、権利、専門内容、表示、操作、リンク、送信、実受信、計測を確認。
  7. 公開:バックアップ、DNS・サーバー、301、canonical、サイトマップ、インデックス条件を確認。
  8. 改善:Search Console、解析、問い合わせ記録、更新期限を見て優先度順に改稿。

公開時の確認項目

  • 主要URLが200を返し、意図しないリダイレクト、404、noindexがない。
  • H1、title、description、canonical、OG情報がページ内容と一致する。
  • 内部・外部リンク、電話、メール、CTA、フォーム、添付、自動返信、担当通知が動く。
  • スマートフォンで横あふれ、文字切れ、重なり、押せない要素がない。
  • 構造化データが有効なJSONで、公開本文と矛盾しない。
  • サイトマップ、robots.txt、Search Console、解析、同意管理が意図した状態にある。
  • 旧URL、広告、SNS、求人、営業資料、メール署名など、外部に残るリンクを更新する。

公式資料

よくある質問

会社案内だけの小規模サイトから始められますか?

可能です。会社概要、主要サービス、問い合わせ、必要な方針ページを先に公開し、事例、採用、FAQ、記事を運用に合わせて追加できます。

既存サイトを残したまま一部だけ改善できますか?

可能です。現行URL、CMS、テーマ、権限を確認し、会社情報、サービス、フォームなど優先度の高い箇所から改善します。

原稿や写真がそろっていなくても相談できますか?

相談できます。必要項目、担当、提出期限、既存資料の転用可否を整理します。事実確認と写真・ロゴ等の権利確認は依頼会社にお願いします。

制作費はいくらですか?

ページ、原稿、デザイン、機能、移行、外部連携、公開後支援で変わるため個別見積りです。成果物、外部費用、追加条件、移管条件を分けて提示します。

SEOやGEOも制作に含められますか?

技術設定、ページ構成、本文、内部リンク、構造化データ、計測を制作範囲に含められます。順位、AI引用、アクセス、問い合わせ件数は保証しません。

公開後の更新や保守も依頼できますか?

可能です。更新、バックアップ、技術保守、既存ページ改稿、Search Console確認など、必要な業務と責任範囲を決めて見積ります。

コーポレートサイト制作・改修の相談

新規制作、部分改善、全面リニューアル、公開後運用のどこから始めるか迷う場合は、現行URL、目的、優先する相手、希望時期、社内の更新体制をお知らせください。確認できる情報を基に、必要範囲と進め方を整理します。

制作・改修について問い合わせる