繁体字(ハンタイジ)の特徴と簡体字(カンタイジ)の関係
中国の文字には、繁体字(ハンタイジ)と簡体字(カンタイジ)という2種類の漢字が存在します。日本人は漢字を見慣れているのでさほど漢字に対する抵抗はないと思います。
今回は、中国文字の中でも繁体字の特徴や簡体字との関係などを説明します。この記事を読んで、繁体字や簡体字のことを理解して欲しいと思います。
【繁体字(ハンタイジ)の特徴や簡体字(カンタイジ)の違い】
中国の主な言語は中国語と言われていますが、細かく考えると北京語と広東語のようにわけることができます。
同様に中国で使用する文字も繁体字(ハンタイジ)と簡体字(カンタイジ)という2種類の表記方法が存在します。ここでは繁体字の謎を説明していきます。
■繁体字(ハンタイジ)とは?
繁体字とは誤解を恐れずに説明をすると中国の「旧字」になります。簡体字は、繁体字を簡略化した文字ということになります。
ただ日本の漢字にある「旧字」と現在の文字との違いとは似ているようで微妙に違うというのが本音です。
別の言い方をすると標準語と方言のような関係とも似ている部分があります。似ている部分があるということは「イコール」ではありません。
■繁体字(ハンタイジ)と簡体字(カンタイジ)の違い
繁体字と簡体字の最も大きな違いは、表記方法の違いになります。繁体字は複雑な画数の字になっていますが、簡体字は簡略化をしているので、あきらかに易しくなっています。
この感覚は、先ほど説明をした日本の旧字と現代の字と似ている部分がありますが、繁体字と簡体字は表記方法だけでなく、言い方も違うことがあります。
例えば、日本でも人気のある中国の代表的な動物である「パンダ」は、繁体字だと「貓熊」となりますが、簡体字だと「熊猫」となります。
字が異なるのは仕方がありませんが、表記や言い方まで違うのは日本の感覚とは少々異なります。このあたりは、標準語と方言の違いに似ているのではないでしょうか。
■繁体字(ハンタイジ)と簡体字(カンタイジ)の使用状況
繁体字も簡体字も中国の文字に違いはありませんが、実際に中国本土では簡体字が使用されています。実際に繁体字と簡体字の使用状況を説明します。
繁体字を利用している国
・台湾(タイワン)
・香港(ホンコン)
・マカオ
・北米の華僑の人たち
簡体字を利用している国
・中国
・シンガポール
・マレーシア
・アジアの華僑の人たち
【まとめ】
繁体字は日本で見ることは決して多くありませんが、香港や台湾では日常的に使用されているので、香港や台湾に遊びに行く人にとっては、知っておくべき事実です。
日本から香港や台湾の例年の旅行者数は増加傾向にあります。香港や台湾からの日本への来日観光客も毎年多くなっているので、言語や文字の区別はできる範囲で学んでおきましょう。
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