MANUFACTURING WEBSITE RENEWAL
仕様・見積・技術情報を壊さずに移すための判断ページ
製造業のホームページリニューアルでは、見た目より先に、製品・加工範囲、材料、設備、精度、ロット、納期、品質情報、図面相談、旧URLの正本を決めます。対応できない仕様を広く見せず、技術相談の実受信と機密情報の受領経路まで試してから公開します。
最初に固定する7つの移行単位
| 単位 | 確認する内容 | 公開判定 |
|---|---|---|
| 会社・拠点 | 商号、工場、営業・技術窓口、対応時間 | 社内台帳と一致 |
| 製品・加工 | 対象、材料、工程、用途、対象外 | 受注範囲と一致 |
| 仕様・条件 | 寸法、精度、表面処理、ロット、納期、支給品 | 条件を明記 |
| 設備・品質 | 設備名、能力、測定、認証、適用範囲、確認日 | 根拠資料あり |
| 実績・資料 | 製品写真、事例、技術資料、公開承諾、更新責任 | 権利と根拠あり |
| 相談・見積 | 希望、実受信、仕様確認、製造可否、見積提示 | 状態を区別 |
| URL・計測 | 旧新URL、転送、canonical、サイトマップ、計測 | 一対一対応を承認 |
製品・加工範囲は用途と対象外まで移す
「金属加工」「部品製造」だけでは、調達担当者や設計者が依頼可否を判断できません。材料、加工方法、製品分類、用途、試作・量産、支給材・支給図、二次加工、検査、対応地域、対象外を一組にします。
- 自社工程と外注・協力会社工程の責任範囲を混同しない
- 対応実績を、そのまま現在の量産能力や納期保証として表示しない
- 医療・食品・航空等の用途は、適用規格・認証・承認範囲を事業者が確認
材料・精度・ロット・納期を同じ仕様単位で示す
材質名や設備名だけでは見積条件が揃いません。寸法範囲、公差・精度、形状、表面処理、熱処理、数量、月産、試作、標準納期、材料調達、梱包・配送、検査成績書等を、確認可能な範囲で整理します。
| 項目 | 移行時の確認 |
|---|---|
| 材料・工程 | 対応材、調達区分、加工・処理、外注工程 |
| 仕様・測定 | 寸法、精度、測定方法、検査票、適用条件 |
| 数量・納期 | 試作・量産、最小ロット、材料手配、繁忙期、変動条件 |
数値は全案件への保証にせず、材質・形状・設備・測定条件等で変わることを明記します。
設備・品質・認証は適用範囲と確認日を移す
設備一覧は、名称、台数、能力、加工範囲、導入拠点、稼働可否、更新日を確認します。認証・規格・検査体制は、登録番号、取得主体、対象拠点・製品・工程、有効期間、確認資料を紐付け、未確認の「高品質」「完全保証」を作りません。
- 廃棄・停止・移設中の設備を現行設備として残さない
- 測定設備と検査工程を、すべての製品への適用と誤認させない
- 更新担当と確認周期を決め、古いPDFや設備表も同時に更新
見積りは図面受領前と仕様確認後を分ける
初回フォームでは、製品分類、材料、概算寸法、数量、希望時期、用途、連絡先等の必要最小限から受け取ります。図面・CAD・仕様書・不具合情報は、担当者が受領可否と秘密保持条件を確認した後に、安全な経路へ分けます。
- 相談内容を送信
- 営業・技術窓口へ実受信
- 対象範囲、NDA、必要資料、送付経路を確認
- 仕様・製造可否・質問事項を整理
- 見積条件、納期、支払、再見積条件を提示
フォーム送信を製造可否や受注確定と表示しません。
図面・CAD・技術情報をテスト環境へ複製しない
図面、CAD、BOM、仕様書、治具、配合、原価、顧客名、試作品写真等は、公開情報と非公開情報を分けます。開発・テストには架空データを原則とし、本番フォーム、通知メール、クラウド、旧サーバー、バックアップに残る機密情報も確認します。
経済産業省「営業秘密~営業秘密を守り活用する~」を確認元にし、秘密情報の特定、アクセス、表示、持出し、委託先、退職者等の社内管理は事業者が決定します。担当者の個人情報は個人情報保護委員会のガイドライン(通則編)も確認します。
製品写真・実績・技術資料の公開根拠を移す
製品写真や導入実績は、顧客承諾、匿名化、撮影者、図面・ロゴの権利、担当範囲、公開期限を確認します。白書・試験結果・技術記事は、作成者、確認者、条件、確認日、改訂履歴、正本URLを紐付けます。
- 共同開発・受託製造を自社単独製品のように見せない
- 代表値・試験値・参考値を、全製品の保証値にしない
- 古いカタログPDFとHTMLの不一致を残さず、正本を決める
旧URL・PDF・外部サービスの移行台帳
| 旧資産 | 移行先・確認 |
|---|---|
| 製品・加工ページ | 同じ意図の新URLへ一対一対応。廃止理由も記録 |
| PDF・技術資料 | 正本、版、確認者、リンク元、旧ファイルの扱いを確認 |
| 問い合わせ・採用・動画 | 遷移先、実受信、権限、計測、スマホ操作を確認 |
URL変更はGoogle Search CentralのURL変更を伴うサイト移転を参照し、恒久転送、内部リンク、canonical、サイトマップをまとめて更新します。
見積りと公開判定
見積りではページ数だけでなく、製品・加工、設備、実績、PDF、フォーム、採用、URLの移行量を分けます。料金の考え方は製造業の料金ページ、相談改善は問い合わせ改善ページで補足します。
| 判定 | 最低条件 |
|---|---|
| 内容 | 製品、仕様、設備、品質、資料を担当部門が承認 |
| 相談 | 実受信、担当確認、NDA、資料受領、返信を通しで試験 |
| 検索 | 転送、canonical、noindex、内部リンク、サイトマップを確認 |
よくある質問
何から移行すればよいですか?
検索流入と相談に近い製品・加工ページ、設備・品質情報、技術資料、フォーム、旧URLから着手します。現行の相談経路を残しながら段階的に移します。
図面をフォームで受け取れますか?
初回は必要最小限の情報に留め、担当確認後にNDA、アクセス権、保存期間、削除、送付経路を決める方法が安全です。
公開後の順位は保証されますか?
保証されません。旧新URL対応、転送、内部リンク、canonical、サイトマップを確認し、検索と相談データを継続監視します。
仕様・見積・URLを壊さずに移す方法を整理します
現行サイトのURL、主な製品・加工、設備、技術資料、相談経路を確認し、残す情報と不足する判断材料を整理します。順位や問い合わせを保証せず、公開条件と確認方法を先に共有します。