ホームページから問い合わせが来ないとき、すぐに記事追加や広告を始めるのではなく、検索表示、クリック、着地ページ、CTA、フォーム開始、送信、実受信、返信、商談のどこで止まっているかを切り分けます。足立区の地域名やページ数を増やすだけでなく、事業の対象・料金・対応範囲と実際の受付運用を確認します。
問い合わせ数、順位、売上は保証しません。 表示・閲覧・送信などの計測と、事業者が確認できる受信・対応・商談を分け、確認できる事実に基づいて改善します。
「問い合わせゼロ」が計測漏れか実際のゼロかを確認する
アクセス解析でコンバージョンが0でも、電話、外部予約、直接メール、SNS、店舗での口頭相談が発生している場合があります。反対に、送信完了イベントが記録されても、メールが届いていない、営業対象外、重複送信という場合があります。
- 電話、フォーム、予約、資料、応募など問い合わせ種別を定義する
- 解析上の完了と、事業者側の実受信を照合する
- 営業、採用、既存顧客、迷惑送信を分ける
- 問い合わせ日、対象サービス、対応可否、返信、商談等を個人情報に配慮して集計する
問い合わせまでの9段階で停止地点を探す
| 段階 | 確認する指標・事実 | 主な問題候補 |
|---|---|---|
| 1. index | 対象URLが検索対象か | noindex、canonical、クロール、削除 |
| 2. 表示 | クエリ別表示回数 | 需要不一致、ページ不足、内容不足 |
| 3. クリック | タイトル別クリック・CTR | 検索意図不一致、価値・対象が不明 |
| 4. 着地 | サービス・料金等の閲覧 | 情報不足、スマホ、速度、導線 |
| 5. CTA | 電話・フォーム・予約の開始 | 行動先・条件・文言が不明 |
| 6. 入力 | 開始、エラー、離脱 | 項目過多、入力不具合、個人情報不安 |
| 7. 送信 | 完了表示、自動返信 | 処理失敗、迷惑メール、確定状態不明 |
| 8. 受信・返信 | 担当者受信、振り分け、返信 | 通知先、担当不在、返信遅延 |
| 9. 商談・予約 | 対象確認、日程、契約等 | 対象外、価格、条件、追客 |
検索に出ない場合は技術と検索意図を分けて診断する
検索表示が少ない理由を、技術的にindexされない問題と、表示対象となる内容が不足する問題に分けます。
- HTTP 200、robots、noindex、canonical、サイトマップ
- URL変更後の転送、404、重複URL、孤立ページ
- title、H1、見出し、本文、構造化データの一致
- サービス、対象者、料金、工程、事例、FAQの不足
- 検索語と着地ページの役割、内部リンク
GoogleはSearch Consoleで検索パフォーマンスとindex状況を確認する方法を提供しています。参照: Google Search Central「Search Console を使ってみる」。
表示はあるがクリックされない場合はタイトルだけで判断しない
CTRが低いときは、順位、検索語、端末、ページ種類、ブランド検索、表示機能を分けます。タイトル変更だけでなく、着地ページが検索者の判断に応えられるかも確認します。
| 確認 | 改善例 |
|---|---|
| 誰向けか | 法人、店舗、個人、採用等の対象を明示 |
| 何を依頼できるか | サービス・対応範囲・対象外を具体化 |
| 比較材料 | 料金構成、工程、担当、事例、FAQを追加 |
| 地域性 | 所在地・対応地域・来店・訪問等の実態を説明 |
着地ページで対象・範囲・料金・工程を判断できるようにする
「お気軽にお問い合わせください」だけでは、相談してよいか判断できません。問い合わせ前に必要な情報をページ内で確認できるようにします。
- 対象となる顧客、課題、業種、規模、地域
- 対応するサービスと対象外
- 初期・月額・追加・第三者費用の構成
- 相談から見積り、契約、制作・提供までの工程
- 担当者、会社情報、資格、許可、体制
- 実績・事例の条件、根拠、公開許可
- 問い合わせに必要な情報と返信目安
根拠のない実績や安心表現で信頼を作らない
実績件数、満足度、順位、売上、受賞、顧客名、口コミ、推薦等は、確認できる根拠と掲載許可がある場合だけ使います。「地域No.1」「必ず改善」「問い合わせが増える」等の保証表現は置きません。公開できる事例が少ない場合は、対象、工程、成果物、担当、品質確認、契約条件を具体化します。
CTAは相談内容と次に起きることを明示する
| CTA | 事前に示す内容 |
|---|---|
| 電話 | 受付時間、用途、担当、つながらない場合 |
| フォーム | 対象、必要項目、返信目安、契約ではない旨 |
| 予約 | 申込み・仮受付・確定、変更・取消、当日連絡 |
| 資料・見積り | 受領方法、必要条件、作成範囲、次の連絡 |
ページ上部、中間、末尾に同じ大きなボタンを繰り返すより、料金確認後、事例確認後、FAQ後など判断が進んだ位置で適切な行動先を示します。
フォームは入力完了より実受信までを確認する
- スマートフォンとPCで入力、エラー、確認、送信を試す
- 自動返信、迷惑メール判定、事業者側受信を確認する
- 担当者通知、部署・サービス別振り分けを確認する
- 返信期限、休業日、対象外相談の対応を決める
- 添付ファイル、個人情報、外部フォームの取扱いを確認する
- 計測タグが入力内容や個人情報を送信しない設定にする
送信完了画面の表示だけでは受信確認になりません。 実際の送信先で受け取り、担当者が返信できるところまで受入試験します。
電話・予約・外部サービスの導線も同じ基準で試験する
電話番号、受付時間、通話できない時間の案内、外部予約URL、在庫、メニュー、担当者、通知、変更・取消を確認します。予約ページ遷移や電話タップを予約・来店・商談と数えません。
返信運用が止まるとサイト改善だけでは解決しない
| 運用項目 | 決めること |
|---|---|
| 担当 | 誰が、どの受信箱・管理画面を確認するか |
| 時間 | 受付時間、休業日、一次返信、回答期限 |
| 振り分け | 新規・既存、営業・採用、サービス、緊急度 |
| 記録 | 受信、対象、返信、商談、失注理由等を必要範囲で記録 |
| 代替 | 担当不在、メール障害、予約障害時の代替経路 |
対象外・迷惑問い合わせを減らす情報も整える
問い合わせ数だけを増やすと、対象外の地域・予算・納期・業務、営業連絡、迷惑送信が増える場合があります。対応対象、最低条件、対象外、必要期間、概算・見積り条件を事実に基づいて示し、受付後の判断負担を減らします。CAPTCHA等を導入する場合は、利用者の操作負担とアクセシビリティも確認します。
BtoB・店舗・建設・士業・採用で停止地点が異なる
| 事業 | 問い合わせ前の重要情報 | 主な完了地点 |
|---|---|---|
| BtoB | 対象企業、課題、提供範囲、導入工程、事例、資料 | 相談、資料、見積り、商談 |
| 店舗 | メニュー、料金、時間、アクセス、空き、変更 | 予約確定、電話受付 |
| 建設・工事 | 工種、地域、現地調査、見積内訳、事例、許可 | 現地調査・見積り受付 |
| 士業 | 相談分野、対象、料金、担当、期限、利益相反 | 対象確認、相談日程 |
| 採用 | 職種、勤務地、条件、仕事内容、選考、個人情報 | 応募受信、日程確定 |
足立区の地名は実際の事業条件と一緒に使う
北千住、綾瀬、西新井、竹ノ塚、六町等の地名は、所在地、店舗、訪問、施工、配送、対応地域、勤務地、事例等の実態がある場合に使います。地域名だけを差し替えたページ、存在しない拠点や実績を作りません。
SEO・サイト側MEO・GEOの役割を混同しない
| 領域 | 確認する内容 | 保証できないこと |
|---|---|---|
| SEO | 検索表示、技術、ページ、内部リンク、着地内容 | 順位、クリック、問い合わせ |
| サイト側MEO | 店舗情報、アクセス、予約、公式URLの一致 | 地図順位。GBP管理画面は操作しない |
| GEO | 一次情報、根拠、定義、FAQ、更新日、構造 | AI回答での表示・引用 |
計測はSearch Console・アクセス解析・受付記録を分ける
Search Consoleは検索結果での表示・クリック、アクセス解析はサイト内行動、受付記録は実受信・対応状況を確認します。集計方法や数字が一致しないことを前提に、同じ期間・URL・問い合わせ種別で比較します。
参照: Google Search Central「Google Analytics と Search Console のデータを分析する」。
改善費用は診断・実装・制作・運用に分ける
| 区分 | 作業候補 | 成果物 |
|---|---|---|
| 診断 | 検索、着地、CTA、フォーム、受信、返信の確認 | 停止地点、根拠、優先順位 |
| 初期実装 | title、見出し、内部リンク、CTA、フォーム、計測 | 変更URL、受入試験 |
| 制作 | サービス、料金、事例、FAQ、業種別ページ等 | 構成、原稿、公開ページ |
| 運用 | 検索データ、既存改稿、技術修正、追加制作 | 実施内容と次の判断 |
対象URL、サイト状態、実装権限、制作量、フォーム・予約、計測、確認体制で費用は変わるため個別見積りです。料金案内と成果物・追加条件を合わせて確認します。
30日で優先する順番を決める
- フォーム・電話・予約が実際に受信できるか確認する
- noindex、canonical、404、転送等の公開障害を確認する
- Search Consoleで表示があるURLとクエリを確認する
- 対象・範囲・料金・工程・担当・実績・FAQを補う
- 主要ページのCTAとスマホ表示を修正する
- 自動返信、担当者通知、返信運用を整える
- 既存表示の多いページからタイトル・内容を改善する
- 不足するサービス・事例・記事だけを追加する
問い合わせ不振の診断でよくある質問
アクセスが少ない場合は記事を増やすべきですか?
先にindex、検索表示、対象サービスページ、既存ページの不足を確認します。本数ではなく、事業に必要な検索意図と着地ページで判断します。
アクセスはあるのに問い合わせがありません。
流入元・検索語と着地ページ、対象・料金・実績、CTA、フォーム開始・送信、実受信を順に確認します。
フォームが送信できれば問題ありませんか?
十分ではありません。自動返信、迷惑メール、事業者側受信、担当通知、返信、予約確定等まで確認します。
地域ページを増やせば問い合わせが来ますか?
保証できません。所在地、対応地域、施工、訪問等の事実がある場合に限り、地域情報を利用者の判断材料として掲載します。
Googleビジネスプロフィールも改善しますか?
管理画面は操作しません。公式サイト上の店舗情報、アクセス、予約、正規URL、構造化データを整えます。
相談すると契約になりますか?
フォーム送信だけで契約は成立しません。対象と範囲を確認し、見積り・契約内容に合意してから着手します。
問い合わせが来ない停止地点を相談する
現在のURL、対象サービス、問い合わせ方法、直近の受信状況、Search Console・アクセス解析の有無、困っている工程が分かると、診断、部分改修、ページ制作、月次運用の範囲を整理できます。