中小企業や個人事業主がホームページの制作を外注に依頼をするときの費用は、大企業とは異なり大きな負担になることもあります。 今回は、様々な助成金の中から小規模事業者持続化補助金を説明していきます。この記事を読んで、小規模事業者持続化補助金の内容と申し込み方法を理解しましょう。
中小企業や個人事業主用の助成金!小規模事業者持続化補助金
中小企業や個人事業主は、金融機関に融資を申し込んでもなかなか思い通りに融資が受けられません。新しいホームページの制作を外注に依頼をするにも費用は必要です。 ここでは、中小企業や個人事業主向けの補助金でもある「小規模事業者持続化補助金」について説明をしていきます。 ■小規模事業者持続化補助金とは?
「小規模事業者持続化補助金」は、日本商工会議所や全国商工連合会が中心となっている補助金制度です。審査に通れば、最大50万円まで補助金を受け取ることができます。 小規模事業者持続化補助金の目的は、多くの小規模事業者が経営に苦しんでいる状態なので、地域の活性化を考えた支援制度のひとつなります。 ■補助金を受け取れる人と利用目的に注意!
小規模事業者持続化補助金は、全ての企業が対象になるわけではありません。条件を満たした人だけが補助金の対象になります。 基本的に中小企業の中でも正規の従業員が20人以下であることです。業種によっては、5人以下となっているので事前に確認をする必要があります。 対象となる企業は、中小企業の一部と個人事業主になります。更に個人事業主でも開業届を提出していないケースや、確定申告がまだという人は対象外になります。 また、この小規模事業者補助金は商工会議所が関連しています。申し込みのときに商工会議所や商工会に相談をして提出書類を作成する必要があります。 ちなみに対象となる人は、中小企業(人数制限有り)や個人事業主が対象の補助金です。 一般社団法人やNPO法人は対象外になるので事前確認をオススメします。 ■小規模事業者持続化補助金の申し込み方法と注意点!
小規模事業者持続化補助金の申し込み方法と注意点を簡単に説明していきます。詳しい事は、直接商工会議所などに確認することを強くオススメします。 申し込みのタイミングは、申し込み受付期間中のみとなっています。申し込み開始から約2ヶ月程度が申し込み受け付け期間です。 小規模事業者持続化補助金の申し込み期間中に商工会議所や商工会と一緒に提出書類を作成することになります。商工会議所の場所は、最寄りの場所が基本となります。 実際に書類の提出までに1週間~2週間はかかると思って下さい。従って、急に補助金を受け取れるわけではないので注意が必要です。 書類の提出は、商工会議所で印鑑をもらってからになります。郵送で書類を補助金担当事務局に提出すると書類審査をおこないます。 審査期間は、約2ヶ月と比較的長くなっています。審査内容は、書類審査のみですが、全ての申込者が合格するわけではないので注意が必要です。 また、補助金は上限50万円となっていますが、厳密には補助率が定められています。補助率は、必要経費の2/3までなので必ず上限の金額が補助される訳ではありません。 どちらにしても「小規模事業者持続化補助金」の申請や採用にはかなりの日数と細かい決まり事が存在します。時間がかかる補助金なので、事前に確認することをオススメします。 まとめ
今回は、小規模事業者持続化補助金の説明をおこないました。自社のホームページの制作を外注に依頼をするには、費用がかかります。 実際に費用のことを考えると頭を抱えてしまう事業主の方も少なくないと思います。現在は国や地方自治体をはじめ多くの助成金や補助金があります。 補助金を利用するには、様々な条件をクリアする必要があります。また、今すぐ必要だという方は、早目に連絡をして意思の確認する必要があります。